仙台市が今月の1日から財政局内の一部でフリーアドレスを導入すると発表しました。
民間企業では珍しくない試みですが、意外にも自治体では前例が少なく注目を集めています。
以前にもこちらでご紹介しましたが、また改めてフリーアドレスについて見ていきます。
フリーアドレスの目的は主に『コミュニケーション活性化』『省スペース化』
フリースペースとは、固定席を設けずその日在社している社員がプロジェクトや仕事に応じて空いている席を自由に使うことです。
省スペースを目的として、日本で最初に導入されました。
近年はコミュニケーションの活性化を主たる目的としている企業が多い印象です。幅広い人間関係やコミュニケーションを築くことによって新しいアイディアが出たり、課題や問題意識の共有ができます。
フリーアドレスは固定席のように自分専用のツールや書類、パソコンなどを置けません。個人ロッカーに収納することがほとんどです。このためオフィスがすっきりして、生産性がアップしたという声も少なくありません。保管する場所の問題で手持ちの書類を少なくしたいという意識からペーパーレス化もすすむというメリットもあります。
フリーアドレスの主なメリット
・省スペース化
・コミュニケーション活性化
・オフィスがすっきりする
・ペーパーレス化がすすむ
最近フリーアドレスを導入した企業の事例
▶ジャパネット
社長交代を機にフリーアドレスを徹底したジャパネットは、主にオフィスの整理整頓を目的に導入していると言います。生産性をアップさせることで社員のワーク・ライフ・バランスを重視するという考え方で、フリーアドレスの成功事例として度々紹介されています。
▶エイベックス
安室奈美恵や浜崎あゆみなどを所属タレントとして抱えるエイベックスは、主に社内コミュニケーションを活性化させるためにフリーアドレスを導入しました。エンターテインメントの世界は常に新しい発想や工夫が求められます。コミュニケーションの輪を広げることでイノベーションを起こす狙いがあるのかもしれません
いかがでしたか?
フリーアドレスは近年のトレンドですが、定着に至らなかったり、自然と固定化されてしまったりと失敗事例も多いです。
目的をしっかり持った導入が大切。ご検討の方はサン・プランナーまでご相談ください。目的に合ったご提案をさせていただきます。
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