世相を表す「今年の漢字」に「令」が選ばれましたね。
今日は、この「令」という漢字に込められていると考えられている二つの意味をご紹介いたします。
まずこの「令」という漢字の成り立ちは神聖なる権威の前に大勢の人々が自らひざまずいて、神の言葉に敬虔に聞き従う様子から形作られていったと考えられています。
一つ目の意味は「法令」「律令」「命令」といった言葉に使われるように「秩序」を表す一般的な意味がひとつ。
もう一つは「令人」といった立派な人物のことを意味する言葉、「令嬢」といった高貴な人の娘または他人の娘のことを呼ぶ敬称を意味する言葉として用いられることから、「良い」「立派な」「優れた」という意味を持っています。
~初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす~
ここに詠まれている「初春の令月」と言う言葉も「良い月」すなわち「美しい月」を意味していると考えられます。
【今週のお花】
★サンゴミズキ(赤い枝)・・・「耐久」「成熟した精神」 ➡ 葉が落ち霜が降りる頃に枝が紅珊瑚色に変わることから、このように呼ばれるようになりましが、実が白く熟すことから「白玉水木」というのが正式名称です。
☆ユリ(ピンク)・・・「虚栄感」「純粋」 ➡ 今週もやって来ましたね。気温が低く花持ちが良いので社内はユリ子さんがたくさんいます。
★ヒバ(緑の枝)・・・「固い友情」 ➡ 触るとスーッとした檜のような香りがしてきます。
☆カーネーション(濃いピンク)・・・「無垢の深い愛」「感謝」 ➡ 紫に近い妖艶なお色のカーネーション。
★アルストロメリア(ピンク)・・・「気配り」「献身」 ➡ 他の色のアルストロメリアと比べて控え目な姿からこの花言葉が付けられたとか。
☆ドラセナ(赤い葉)・・・「幸福」 ➡ 最近、届いていたドラセナとは違う品種。先に葉がフサフサ。
★ブバリヤ(紫)・・・「幸福な愛」「空想」 ➡ 今週もやって来ました。小さな紫の花が可愛らしい。
【妖艶な雰囲気を漂わせてると思いませんか?】
【受付でお客様をお迎えいたします】
先週に引き続きクリスマスに関連するお話をもう一つ。。。
サンタ・クロースとクリスマスの関係をご存知ですか?
「サンタ・クロース」の起源は4世紀に実在したニコラオスという司教だそうです。
ニコラオスは貧しい人や子供たちを助けたことで多くの人に慕われ、後に聖人とされ聖ニコラオス(Saint Nicholas)と呼ばれました。
それが、クリスマスのお祝いと結びつけられるようになり、オランダ人が今のニューヨークを建設した際に一緒に、このお祝いがアメリカに渡り英語の発音で「Santa Claus」、サンタ・クロースとなったそうです。
いつからか、夢物語になりトナカイのそりに乗ってやって来て、煙突から入って来るといったイメージをつけられてしまったようです。
子どもたちに夢を与えるとは言うものの、クリスマス商戦・・・なんて聞くと、本来の意味を知った今、少し興ざめしてしまいます・・・。
とは言いつつも、大切な人と楽しい時間を過ごすきっかけにもなりますし、相手が喜ぶ顔を想像しながらするプレゼント選びは楽しいですよね!
今年も残すところ2週間。
忙しさと寒さで体調を崩さぬようご自愛くださいませ。
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【2枚目の花瓶のお花を接写で。蜷川実花の世界みたい…なんて】