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2023/02/13コラム

オフィス内装工事の流れと相場感

オフィス内装工事は、スケルトンか居抜きかといった諸条件、立地やビルの築年数によっても相場が変わりますが、工事の流れを理解することでおよその費用見積もりが見えてきます。

内装工事の流れと費用相場、価格をおさえたい場合の対処法についてご紹介します。

 

INDEX


1.内装工事の流れ

2.オフィス内装工事の相場

3.まとめ

 

1.内装工事の流れ


内装工事は、次のような工程を経て行われています。

これらすべてを完了するまでの期間は、オフィスの規模や内装工事を行う範囲によって変わってくるので、なるべく余裕をもって検討を始めるのがおすすめです。

 

・社内での検討・目的とコンセプトの決定

内装工事は、経年劣化を解消するために行うだけではありません。

古い間取りを刷新して限られたスペースを広くする、業務内容の変化に伴って使いやすい動線に作り変える、新しい設備や機械を入れるといった目的を持って行う場合もあります。

このような目的とあわせて大切なのがコンセプトです。

ブランディングを意識してオシャレな内装にしたい、大量採用に合わせて大勢が働きやすい環境にしたい、などのコンセプトを明確化していきます。

 

・内装工事の業者選定

目的とコンセプトが社内で固まったら、それを叶える業者の選定を行います。

オフィスの内装工事を行う業者は、費用は高いがデザイン性に優れている業者、難しい間取りに対して豊富な施工実績を持つ業者、コストを低く抑えるノウハウを有する業者など、それぞれに特徴があります。

また、工事とデザインを一手に引き受けている企業もあれば、工事専門、デザイン専門で請け負う企業もあります。

なお、サン・プランナーでは、デザイン性とコスト感覚のバランスを重視しており、予算内で理想の働きたいオフィスデザインを実現することをモットーにしています。

こうした多くの業者の中から、自社の内装工事を発注するのにふさわしい業者を選んでいきましょう。

 

・見積もり依頼

業者の選定を済ませたら、見積もりに進みます。

見積もりの前に必要な工事や目指すべきデザインについてきちんと決めておかないと、工事費用が割高になったり、料金が適正かどうか判断できなかったりするので、見積もりの前に社内検討はしっかり完了させておく必要があります。

 

・契約・現地調査

業者を選定して見積もりに納得できたら、いよいよ契約して工事が始まります。

工事前には、現地調査が入ります。

現地調査から工事完了までは、1〜3ヶ月程度の時間がかかります。

資材を輸入する場合や、特殊な什器を注文している場合は、工事が進められず長い期間を要することもあるので、調査の段階で確認しておくと安心でしょう。

 

・施工

施工期間中は、業者に任せきりにせず時々様子を見に行くのがおすすめです。

デザインのコンセプトや図面だけでは判断できない事案が発生するケースもあるので、なるべく進捗状況をチェックしていきましょう。

オフィスの内装工事には、次のような施工があり、必要に応じて都度作業が行われていきます。

 

【仮設工事】
足場作りや、床・壁が汚れたり破損したりしないように養生する作業を行います。
なお、足場や養生は、本格的に工事を行う前の準備作業なので、完成前にすべて撤去されます。

 

【軽鉄工事(軽天工事)】
天井・壁に骨組みを設置する工事です。
軽量鉄骨を使用して下地を作ることから軽鉄工事と呼ばれています。
これは天井や壁の見栄えをよくするだけでなく、耐久性のための工事です。防音機能や防火機能を高めるためにも欠かせない施工となります。

 

【内装仕上げ工事】
軽鉄工事で作った天井・壁や、むき出しの床にパネルやタイル、カーペットを適宜敷いていく施工です。

 

【建具工事】
ドア、窓、ふすまといった人の出入りする開口部の施工一般を言います。

 

【パーテーション工事】
建物の壁は移動のできない壁ですが、パーテーションのように後からレイアウトを変更できる壁も、内装工事の施工一覧に含まれます。

 

【電気設備工事】
コンセント、LANケーブル、電話線などに関連する工事です。
パソコンや電話、照明といったものを使用する位置に合わせて施工されます。

 

【空調換気設備工事】
エアコン、換気扇に関する施工です。
一般的に取り付けから試運転までが施工に含まれています。

 

【消防設備工事】
消防設備は、オフィスの用途や面積とその構造によって設置すべきものの規定があります。その規定に沿って必要な消防設備を設置していく工事です。
消防署と連携して進められます。

 

【サイン工事(看板設置工事)】
オフィスのエントランス部分でよく見られる看板、ロゴなどを設置する工事です。

 

・引き渡し

引き渡しとは、施工がすべて完了した状態で依頼した企業が最終チェックをすることです。

このチェックで問題がなければ、内装工事はすべて完了したことになり、依頼企業へ引き渡されます。

 

2.オフィス内装工事の相場


オフィス内装工事の相場は、坪単価で決められています。

ですが、物件の立地や内装工事を行う場所によっても変わるので、見積もりに疑問を持ったらその場で内訳や金額算定の根拠を求めると安心です。

 

・内装工事の相場は坪単価10〜30万円

内装工事の費用は、一般的に坪単価によって算出されます。

エントランスのみの工事、社員が利用するワークスペースのみの工事など諸条件によって算出される価格には違いがありますが、相場は、坪単価10〜30万円です。

スケルトン物件(床・壁・天井などの内装が完全に撤去されている状態の物件)は、空調設備や電気設備をすべてゼロから構築するため、坪単価20〜40万円とやや高額になります。

一方で、居抜き物件(以前のテナントの設備が残っていて、再利用できる状態の物件)は、ゼロから各設備を用意する必要がないため、やや割安な坪単価15〜35万円となります。

およその費用は、工事が必要な坪数と坪単価をかけることで算出できます。

例えば、30坪のオフィスを坪単価20万円で工事する場合は、必要な工事を行うだけで600万円がかかる計算になります。

これに、デザイン費用や必要なオプション施工が上乗せされると、その分費用もプラスに計上されます。

 

・費用をおさえるためには

費用のかかる内装工事ですが、コストをおさえたいと思ったらできることはあります。

比較的すぐ実行できるのは、家具をはじめとする備品の再検討です。

例えば、応接室の家具はこだわって上質なものを入れて、ワークスペースは安全に使えて低コストなものに差し替える、以前使っていた備品はなるべくそのまま活用するなどすれば、費用を削減することができます。

また、資材の材質を見直すことも費用をおさえる対策として有効です。

ここでも、こだわるべきところは削らずに、質やグレードを下げても問題がない部分で削減するのが良いでしょう。

どれくらいの費用でおさめたいのか、費用をかけてでもこだわりたい譲れない部分はどこなのかを業者と相談することで、妥協せずに満足できるオフィスを作りやすくなります。

3まとめ


料金とデザイン性のバランスが取れたサン・プランナーなら、社員が出社したくなる働きたいオフィスを実現できます。

内装工事の必要性とビジョンを検討する際は、お気軽にお問い合わせください。

 

サン・プランナーは東京・名古屋・福岡を中心にオフィスのレイアウト・プランニング、インテリア・内装工事、電気系統・通信工事、電話・OA機器販売、オフィス家具販売、引越し、原状回復工事、オフィスツール、採用効率向上オフィスの事業内容を展開しています。

「電源コンセントや分電盤設置工事」・「照明器具設置工事」・「エントランスや外壁などの照明器具設置」・「LED電球を使用した省エネルギー・低コストのご提案・工事」・「空調設備工事」・「セキュリティ工事」・「サーバー移設・新設」・「VPN・無線LANの架設」等、オフィスづくりをサン・プランナー1社だけで全てを終わらせることができます。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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